Web翻訳


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エキサイト翻訳のテキスト翻訳について別の項でお話しました。次に、インターネットならではのサービスであるWeb翻訳をやってみることにしましょう。エキサイト翻訳の場合はテキスト入力窓の少し上に「テキスト翻訳」「ウェブページ翻訳」というリンクが並んでいると思いますので、その中の「ウェブページ翻訳」をクリックします。
すると今度はURLを入力する小さな窓だけが表示されます。先ほどのテキスト翻訳は入力した文章を翻訳するためのものなので、それだけの大きさが必要でしたが、今度は外国語のホームページをそっくりそのまま翻訳しながら表示するので対象となるホームページのURLだけがあればいいので、このような小さな窓になっています。それでは試しにやってみることにしましょう。
このURL入力欄に何か翻訳したいホームページのアドレスを入れます。通常URLというとhttpからはじめないといけないのですが、ここではそれを省略することが出来ます。ここではイギリスの有名な放送局、BBCのホームページにアクセスしてみることにしました。イギリスのサイトなので、言語は当然英語です。これを執筆している当日はパキスタンで大きな列車事故があったようで、そのニュースがトップになっていました。このページを丸ごと翻訳してみましょう。実際の翻訳結果をご紹介できないのが残念ですが、先ほどまで全てが英語で記述されていたホームページが突然日本のホームページのようになりました。
コンピューターが行う翻訳なので、やはりぎこちなさや分からない単語はそのままにしてあるので到底そのまま使えるというものではありませんが、筆者は英文の記事を全く読まない状態で日本語に翻訳された記事を読んでみたところ、この記事がどんなことを報道しているのかは理解できました。
なお、エキサイト翻訳においてはウェブページ翻訳は英語と日本語の相互翻訳のみとなっています。他の翻訳サービスでは英語以外の言語をカバーしているWeb翻訳もあると思いますが、ここでは割愛します。ところでこのWeb翻訳の面白い点がひとつあります。先ほどBBCのホームページを翻訳した際に元の英文との違いを見るためにわざわざ両方のウインドウを開いて比較しました。実はエキサイト翻訳には原文と訳文の両方を表示する機能がありまして、これを使うと英語と日本語が段落ごとに交互に表示されて、原文と簡単に比較することが出来ます。これを読み続けていると英語の勉強になりそうです。

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このページは、isが2008年2月20日 16:50に書いたブログ記事です。

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