別の項でたくさん翻訳サービスがあるとお話しました。そこで翻訳サービスににも色々な違いがある、とお話しました。ここではたくさんある翻訳サービスの中でも主なものを比較してみたいと思います。
翻訳は英語さえ出来ればいいという時代は終わり、現在では中国語の翻訳需要が非常に高くなっています。これだけ中国との貿易が拡大して中国ビジネスが現実味を帯びてきているので当然の流れですが、中国語は日本語と同じ漢字を使っているので簡単...と思いきやなかなか実際はそうでもありません。そこで現在では翻訳サービスも中国語を取り入れているところが大半です。
このように言語にはその時に応じた需要があります。中国語に需要がここまで高くなるとは10年前にはよそう出来なかったことだと思いますが、今後もこのような言語のトレンドは色々と展開すると思います。
そこで翻訳サービスを言語数で比較してみました。別の項でエキサイト翻訳について詳しくお話しましたが、これは英語、中国語、韓国語なので言語数は3ということになります。他の翻訳サイトを見てみると、もっと多彩な言語がカバーされていることに気づきました。例えば「infoseekマルチ翻訳」では英語、韓国語、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語についてテキスト翻訳とWeb翻訳の両方が可能です。この場合、言語数は8ということになります。検索エンジン大手のGoogleにも翻訳サービスはありまして、ここでは上記の他にアラビア語、ロシア語が追加されます。つまり言語数は10。さらにすごいのがWorldLingoというサイト。ここでは英語、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ギリシャ語、ロシア語、スペイン語、オランダ語がラインナップされています。言語の中に日本語が含まれているのは、このサイトは海外のサイトだからです。この他にもメジャーな言語に加えてノルウェー語をカバーしている「FreeTranslation.com」や、ヘブライ語、ペルシャ語、ポーランド語、ウクライナ語をカバーしている「1-800-Translate」など、面白い翻訳サイトは世界中にたくさんあります。
また、これらの翻訳サイトを使っていて、実際に翻訳できる言語の組み合わせがあらかじめ決まっているところと、そうでないところがあることにも気づきました。例えば「日本語→英語」や「中国語→日本語」と言った具合に、最初から何の言語を何の言語に翻訳するのかが決まっています。これに対して翻訳前の言語と翻訳後の言語をそれぞれ選べるようになっているサイトがあります。これについては次の項で詳しくお話します。
翻訳サービスの主なものを比較
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